第106回(2020年)

第106回(2020年)午前 06

問題

2010 年以降の日本の性感染症の動向はどれか。

1.10 代の梅毒患者数が増加している。

2.HIV 感染者の療養期間が短くなっている。

3.新規 HIV 感染は異性間性的接触が最も多い。

4.性器ヘルペスウイルス感染症の定点報告数が増加している。

解説

1.厚生労働省HP性感染症報告数を見ると、梅毒感染者数は増加していることがわかり、10代の同様です。
現代性教育研究ジャーナルでは「SNS による「出会いの変化」が梅毒増加の原因か?」と言われています。

2.療養期間は長くなっています。

1995 年にプロテアーゼ阻害剤が登場し,多剤併用療法(HAART)が抗 HIV 治療の主流となってから,患者の予後は大きく改善した。しかし,現在の治療では体内から HIV を完全に除去することは不可能であり,持続的な内服が必要となる。

 上 田 晃 弘ら(平成15年):「AIDS に対する最新の化学療法」より引用

 

3.エイズ予防情報ネット「API-Net」のエイズ発生動向年報では、平成 30(2018)年の新規報告の感染経路では、HIV 感染者、AIDS 患者のいずれにおいても、同性間性的接触が半数以上を占めています。

4.厚生労働省HP、性感染症報告数を見ると、性器ヘルペスウイルス感染症もやや増加していることが分かります。

解.1,4

うさぎ
うさぎ
SNSとの付き合い方についても考える時代だね~
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ピエうさ
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指定都市の保健センター保健師 →保健センター保健師(パート) →産業保健師のような事務職 公務員試験対策で保健師国家試験過去問をやたら解きながら保健師について考える3児の母