第106回(2020年)

第106回(2020年)午前 52-53

次の文を読み 52、53 の問いに答えよ。

A さん(79 歳、女性)。夫(80 歳)と2人暮らし。腰痛があり2年前から整形外科に通院している。A さんは、市役所の高齢福祉課の窓口に朝から2時間以上座っていた。高齢福祉課の B 保健師が A さんに声をかけたところ、A さんは「何をしに来たか忘れた。どうしようかしら」と話した。B 保健師は A さんに了解を得て夫に迎えに来てもらい、夫から話を聞いた。夫は A さんについて「普段と変わった様子はなく、日々の生活で困っていることもない」と困惑した表情で話す。

 

ぱっと読める目次
  1. 問題52
  2. 解説52
  3. 問題53
  4. 解説53

問題52

A さんの夫に対する B 保健師の対応で最も適切なのはどれか。

1.かかりつけ医に相談するように促す。

2.認知症外来のある医療機関一覧表を渡す。

3.担当地区の民生委員に相談することを勧める。

4.地域包括支援センターの保健師に連絡することの了承を得る。

解説52

正答 4

 

 

 

 

問題53

2か月後、A さんの夫が市役所に来所し「親戚の家に行くと言っていた妻が隣町の図書館で発見されたこともあり、受診をしたら認知症と診断された。これからが不安だ」と B 保健師に話した。

後日、地域ケア会議に出席した B 保健師は、A さんのケースを報告した。会議では、市内の認知症高齢者が増加しており、今後さらに、市民の認知症についての正しい知識の啓発と理解を促進し、地域で認知症高齢者や家族を支える必要性が共有された。

市民の認知症への理解を深めるために保健師が実施することで適切なのはどれ

か。

1.認知症専門の医療機関の誘致

2.認知症対応型通所介護の拡充

3.認知症サポーター養成講座の講師養成

4.介護予防事業対象者の把握のための基本チェックリストの普及

解説53

正答 3

 

 

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ピエうさ
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指定都市の保健センター保健師 →保健センター保健師(パート) →産業保健師のような事務職 公務員試験対策で保健師国家試験過去問をやたら解きながら保健師について考える3児の母