次の文を読み 54、55 の問いに答えよ。
人口約 15 万人の A 市。大都市郊外のベッドタウンであり、人口は 10 年前をピークに微減している。現在の高齢化率は 26 % であり、独居高齢者の増加が課題である。市では「健康でイキイキとした暮らしを地域で支えるまち」を目指し、健康増進計画を策定した。
問題54
目標とする項目の一部に関して、A 市に在住する男性のデータを表に示す。
項 目 | A 市の目標 | A 市のデータ(男性) | |
5年前 | 現在 | ||
大腸がん検診受診率 | 40 % | 35 % | 38 % |
収縮期血圧の平均値 | 134 mmHg | 136 mmHg | 137 mmHg |
足腰に痛みのある高齢者の割合(1,000 人当たり) | 減少 | 210 人 | 205 人 |
就業又は何らかの地域活動をしている高齢者の割合 | 増加 | 61 % | 57 % |
5年前と現在のデータを比較して評価した。
目標を達成した項目はどれか。
1.大腸がん検診受診率
2.収縮期血圧の平均値
3.足腰に痛みのある高齢者の割合
4.就業又は何らかの地域活動をしている高齢者の割合
解説54
正答 3
問題55
A 市の健康増進計画の評価結果を受け、市の目標達成に向けたまちづくりを推進していくために、住民と協働した特別プロジェクトの立ち上げが決定した。
このプロジェクトの計画を立案するにあたり保健師が行うことで最も適切なのはどれか。
1.A 市の健康課題を住民と話し合う。
2.独居高齢者の全戸家庭訪問を行う。
3.認知症予防の健康教育を実施する。
4.介護予防に関する講演会を開催する。
解説55
正答 1
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