第106回(2020年)

第106回(2020年)午後 50-51

次の文を読み 50、51 の問いに答えよ。

A さん(32 歳、男性)。父親は死去し、母親は隣の市で生活している。A さんは 26歳の頃に会社で「自分は何でもできる」と言い、話がすぐに飛躍し強引な契約やミスが続き、27 歳で退職となった。翌年、無理な自動車運転による交通事故を起こし、入院先の病院で双極性障害と診断された。1か月の入院ののち退院したが、その後はアルバイトを転々としながら1人で暮らしていた。

 

ぱっと読める目次
  1. 問題50
  2. 解説
  3. 問題51
  4. 解説

問題50

ある日、母親が来所し「A の自宅に行ったら、ずっと布団に入ったまま、食事もちゃんと摂っていないようだ。A は眠れない、死にたいと言っている。どうしたら良いか」と相談があった。保健センターの地区担当保健師が母親と一緒に A さん宅を訪問した。A さんは、痩身で顔は青白く、表情は乏しい。

保健師が確認する A さんの情報で優先されるのはどれか。

1.自殺企図

2.睡眠の状況

3.食事の摂取量

4.布団から出ない理由

解説

正答 1

 

問題51

A さんは3か月間、精神科に医療保護入院した。退院後は地区担当保健師が、月1回程度訪問をしている。退院3か月が経過したある日、A さん宅を訪問すると A さんは笑顔で覇気があり「薬に頼らなくても、よく眠れるようになりました。体調も良いし、先生も次回受診のことは言ってなかったので通院はもう終わりです。これからアルバイトを探す予定です」と話した。

A さんへの地区担当保健師の支援で最も優先度が高いのはどれか。

1.患者会への参加を勧める。

2.就労移行支援の利用を勧める。

3.保健師同伴での受診を勧める。

4.民生委員に見守りを依頼することの了解を得る。

解説

正答 3

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ピエうさ
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指定都市の保健センター保健師 →保健センター保健師(パート) →産業保健師のような事務職 公務員試験対策で保健師国家試験過去問をやたら解きながら保健師について考える3児の母