第106回(2020年)

第106回(2020年)午後 54-55

次の文を読み 54、55 の問いに答えよ。

A 君­(8歳、男児)は、これまで学習面では支障をきたすことはなかったが、こだわりが強いところがあり、友達とのトラブルが起きることもあった。小学校3年生になってクラス替えがあり、図画工作の授業になると落ち着かない状態になり、教室を抜け出すことが多くなった。校舎内を歩き回ることも多く、養護教諭が落ち着くまで付き添い、どうしても A 君が教室に戻らないときには、母親に迎えに来てもらうようになった。A 君は母親とともに医療機関を受診した結果、自閉症スペクトラム障害と診断された。

 

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  1. 問題54
  2. 解説
  3. 問題55
  4. 解説

問題54

校内では学級担任と養護教諭、管理職で対応が話し合われた。その結果、学校と家庭が連携して A 君に必要な支援を進めるために、母親が地域の関係機関に A 君のことを相談するよう養護教諭から母親に話をすることになった。

A 君の母親に提案する地域の関係機関で、最も適切なのはどれか。

1.子育て世代包括支援センター

2.発達障害者支援センター

3.社会福祉協議会

4.児童養護施設

5.児童館

解説

正答 2

 

 

問題55

A 君と母親が地域の関係機関を訪れて相談し、A 君の得意なことと苦手なことが明らかとなり、学校は必要な支援の方針を確認することができた。母親からも「A の状況が分かって良かった。A にあった支援をお願いしたい」という言葉が聞かれた。支援の結果、A 君は、徐々に、授業を抜け出したくなると保健室に来るようになってきた。一方で、教室には落ち着いていられない状況は続いている。そこで特別支援コーディネーター、スクールカウンセラーも交えた校内委員会を開催して、A 君への今後の対応について検討した。

A 君への対応で最も適切なのはどれか。

1.保健室内での養護教諭による学習の支援

2.スクールカウンセラーとの面談

3.特別支援学級への通級の検討

4.学校行事への参加の促進

解説

正答 3

 

 

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ピエうさ
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指定都市の保健センター保健師 →保健センター保健師(パート) →産業保健師のような事務職 公務員試験対策で保健師国家試験過去問をやたら解きながら保健師について考える3児の母