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問題
ダイオキシン類の同定に関する記述中,下線を付した箇所のうち,誤っているものはどれか。
モニターした二つ以上のイオンにおけるクロマトグラム上の⑴ ピーク面積の比が標準物質のものとほぼ同じであり, ⑵ 炭素原子の同位体存在比から推定される⑶ イオン強度比に対して⑷ ±15%(検出下限の3倍以下の濃度では⑸ ±25%)にあるとき,そのピークはダイオキシン類によるものとする。
解説
⑴ ピーク面積の比が標準物質のものとほぼ同じである:
正しい:
同定の際、クロマトグラム上のピーク面積の比が標準物質と一致することは重要な条件です。
⑵ 炭素原子の同位体存在比
誤り:
正しくは: 「塩素原子の同位体存在比」
ダイオキシン類同定の基準においては、塩素原子の同位体存在比が使用されます。
⑶ イオン強度比に対して:
正しい:
イオン強度比は、特定のイオンを同定する際の重要な指標であり、これが基準範囲内(±15%または±25%)であることが必要です。
⑷ ±15%(検出下限の3倍以下の濃度では±25%)にある:
正しい:
検出濃度に応じた許容範囲(±15%または±25%)が設定されており、これに基づいて同定が行われます。
⑸ ±25%(検出下限の3倍以下の濃度の場合):
正しい:
検出下限の3倍以下の濃度では、誤差範囲が±25%に拡大されます。
解答.
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