問題

抽出液量 100 mL のうち 40 mL を分取し,測定用試料の液量 20 μLGC-MS 注入量 1 μL,試料量 25 L,試料における TeCDDs の検出下限 0.08 pg/L の場合,測定方法の検出下限(pg)はおよそいくらか。

  • 0.02
  • 0.04
  • 0.08
  • 0.16
  • 0.25

解説

この問題は、試料の採取量から最終的な機器分析(GC-MS)に至るまでの分取・濃縮工程を考慮して、「測定方法の検出下限」を求める計算問題です。

1.使用する公式

採水量 V、測定方法の検出下限 QDL、試料における検出下限 CDLの間には以下の関係があります。

V = QDL × (y/x) × (VE/V’E) × (1/CDL)

この式を、求めたい数値である QDL(測定方法の検出下限)について変形すると以下のようになります。

QDL = V × CDL × (x/y) × (V’E/VE)

2.各変数の値の確認

問題文より、各数値は以下の通りです。

  • V(試料量):25 L
  • CDL(試料における検出下限):0.08 pg/L
  • xGC-MS 注入量):1 μL
  • y(測定用試料の液量):20 μL
  • VE(抽出液量):100 mL
  • V’E(分取液量):40 mL

3.計算の実行

数値を公式に代入します。

QDL = 25 L × 0.08 pg/L × (1 μL / 20 μL) × (40 mL / 100 mL)

順を追って計算すると:

試料中の全量(pg)を求める: 25 × 0.08 = 2.0 pg

測定用試料液の濃度比を掛ける: 2.0 × (1 / 20) = 0.1 pg

抽出液の分取比率を掛ける: 0.1 × (40 / 100) = 0.04 pg

したがって、測定方法の検出下限は 0.04 pg となり、選択肢 ⑵ が正解です。

 


正解.

2


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