R7 騒音・振動特論 問20
問題
振動源Sから地点Aまでの距離をr1(m),振動源Sから地点Bまでの距離をr2(m)、r2/r1=3とする。地点Bの振動は幾何減衰によって地点Aよりも減衰するが、実体波(幾何減衰係数1)の幾何減衰量とレイリー波(幾何減衰係数0.5)の幾何減衰量は約何 dB異なるか。
- (1)0
- (2)3
- (3)5
- (4)10
- (5)15
解説
振動の距離減衰Lは、以下の式から求められます。
L=L0 – 20 n log r/r0 – 8.7λ(r – r0)
- L0:基準点での振動加速度レベル
- r0:発生源から基準点までの距離
- r:発生源から測定点までの距離
- λ:地盤の内部減衰係数
- n:幾何減衰係数(表面波:0.5、表面波と実体波が混在:0.75、実体波:1.0、表面を伝搬する実体波:2.0)
このうち、20n log r/r0 の部分が幾何減衰となります。
地点Aを基準点、地点Bを測定点とすると、幾何減衰は以下のようになります。
20 n log r2/r1
- =20 n log 3
- =20×0.5×n
- =10n
幾何減衰係数は、実体波が1、レイリー波が0.5となるので、それぞれの幾何減衰の差は以下のとおりとなります。
10×1-10×0.5=5dB
正解.
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