公害総論は共通科目であるため、どの試験区分でも必ず受験する必要があります。公害総論は名前のとおり公害に関する事項全般が問われます。大気、水質、ダイオキシン類、騒音・振動はもちろん、悪臭、廃棄物、地球環境など幅広い知識が必要になります。
ここでは、公害総論について解説されている参考書や問題集について紹介します。
正解とヒント
国家試験を作成している産業環境管理協会の過去問集なので、公害総論以外の科目も含めて詳しく解説されています。特に公害総論は統計資料を問う問題が出題されることが多く、最新の統計を把握しておくことが重要です。
近年の傾向から変わったところから出題されることがあるので、書籍はできるだけ新しいものを揃えましょう。
大気関係
2019~2023年度 公害防止管理者等国家試験 正解とヒント 大気関係第1種~第4種 特定粉じん関係 一般粉じん関係 単行本 – 2024/4/16
水質関係
2019~2023年度 公害防止管理者等国家試験 正解とヒント 水質関係第1種~第4種 単行本 – 2024/4/16
騒音・振動関係
2019~2023年度 公害防止管理者等国家試験 正解とヒント 騒音・振動関係 単行本 – 2024/4/16
ダイオキシン類関係
2019~2023年度 公害防止管理者等国家試験 正解とヒント ダイオキシン類関係 単行本 – 2024/4/16
精選問題集
一方、私が騒音振動関係の勉強で愛用していた重要ポイント&精選問題集には解説がありません。公害防止管理者試験を騒音振動関係で初めて受験する方は、公害総論は別に確認する必要があります。産業環境管理協会から公害総論だけの参考書も発売されています。
公害防止管理者等国家試験 公害総論 重要ポイント&精選問題集 改訂第2版 単行本 – 2023/7/19
まとめ
公害総論は、幅広い知識が求められるうえ、必ず受験しなければならない科目です。様々な手段で対策が可能であるので、自分に合った方法でコツコツ勉強を続けてください。
公害総論 受験の際はこの9月に発売された「重要ポイント&精選問題集 改訂第3版」を購入した方が宜しいでしょうか?
私は初版、改訂第2版はもっています。
第3版を購入しようも本試験はあと3週間を切りましたので。
私は公害総論の過去問をR5年~10年分を繰り返しといています。
その状況であれば、公害総論の精選問題集は不要かと思います。
過去問+3年前の統計はおさえておきましょう。