まとめ

振動公害の現状と施策に関すること

苦情の発生状況、特定施設の設置状況を問う問題について、元になるデータをまとめました。

施行状況調査などの統計資料の多くは、試験年度の3年前から出題されます。

試験前に確認しておくと良いでしょう。

参考資料

  • 環境省 振動規制法等施行状況調査
    「令和3年度振動規制法等施行状況調査の結果について」
    https://www.env.go.jp/press/press_01197.html
  • 総務省 公害苦情調査
    令和3年度公害苦情調査
    https://www.soumu.go.jp/kouchoi/knowledge/report/kujyou-r3_index.html

問題文に、どの調査による統計か記載されています。この記事では、以下のようにタイトルに記載します。

  • 【環】:環境省 振動規制法等施行状況調査
  • 【総】:総務省 公害苦情調査

【総】典型7公害の種類別公害苦情受付件数の推移

出典 https://www.soumu.go.jp/kouchoi/knowledge/report/kujyou-r3_index.html

全体の推移は、平成15年度から令和元年度までは減少傾向が続き、令和2年度に増加、令和3年度は前年度に比べて減少しています。

【総】典型7公害の種類別公害苦情受付件数

出典 https://www.soumu.go.jp/kouchoi/knowledge/report/kujyou-r3_index.html

苦情が多い順に、騒音、大気汚染、悪臭、水質汚濁、振動となっています。

【総】苦情受付件数の推移

出典 https://www.soumu.go.jp/kouchoi/knowledge/report/kujyou-r3_index.htmlから一部改変

この「総務省 公害苦情調査」、次の「環境省 施行状況調査」による苦情件数では、件数が異なります。問題文でどの件数が問われているか注意しましょう。

【環】苦情件数の推移

出典 https://www.env.go.jp/press/press_01197.html

令和3年度は4,207件(前年度4,061件)で、前年度に比べ146件(同3.6%)増加しました。

【環】苦情件数の発生源別内訳

出典 https://www.env.go.jp/press/press_01197.html

苦情の内訳をみると、建設作業が最も多く2,902件(全体の69.0%)、工場・事業場が698件(同16.6%)、道路交通が304件(同7.2%)等でした。

近年の発生源別の苦情件数としては、建設作業、工場・事業場の順に多い傾向が続いています。

【環】規制対象とそれ以外の苦情件数

工場・事業場

出典 https://www.env.go.jp/press/press_01197.htmlから一部改変

建設作業

出典 https://www.env.go.jp/press/press_01197.htmlから一部改変

特定工場等または特定建設作業に該当せず、指定地域内において苦情が多い傾向があります。

規制の対象になるかは、場所と内容の両方に合致する場合だけになります。

  • 場所 法律の指定地域内であるか
  • 内容 特定施設が設置されているか、特定建設作業に該当するか

【総】⽤途地域別公害苦情受付件数

上位3位の用途地域を抜粋

出典 https://www.soumu.go.jp/kouchoi/knowledge/report/kujyou-r3_index.htmlから一部改変

住居地域の苦情が最も多く発生しています。

公害の種類、発⽣源の⽤途地域別の比較

出典 https://www.soumu.go.jp/kouchoi/knowledge/report/kujyou-r3_index.htmlから一部改変

※1 商業系 近隣商業地域+商業地域
※2 工業系 準工業地域+工業地域+工業専用地域

出典 https://www.soumu.go.jp/kouchoi/knowledge/report/kujyou-r3_index.htmlから一部改変

多い順に、建設業、製造業となります。それ以下の業種が件数が少ないため、問われることは、ほとんどありません。

【環】特定工場等総数及び特定施設の届出数

出典 https://www.env.go.jp/press/press_01197.html

規制対象の工場・事業場(特定工場等)の総数は、令和3年度末時点で、全国で126,903件(同127,332件)でした。

特定工場等総数の内訳をみると、主な特定施設として圧縮機を届け出ているものが全体の 37.7%と最も多く、次いで金属加工機械が 29.8%であった。

特定施設総数の内訳をみると、金属加工機械が全体の 30.7%と最も多く、次いで織機が 27.4%、圧縮機が 26.1%の順となっていた。

【環】特定建設作業の実施届出件数

出典 https://www.env.go.jp/press/press_01197.html

令和3年度の振動規制法に基づく特定建設作業の実施届出件数は、49,898件で前年度(46,973件)に比べ 2,925 件(6.2%)増加した。

ブレーカーを使用する作業が 43,397 件(全体の 87.0%)と最も多く、次いでくい打機等を使用する作業が 4,591 件(同 9.2%)であった。

 

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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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