問題
ダイオキシン類測定分析における GC/MS に関する記述として,誤っているも のはどれか。
⑴ 分解能は 10000 以上とする。ただし,内標準物質として 13C‒OCDF を使用する場合,GC のカラム選択によっては 12000 程度が必要になる。
⑵ 検出方法は質量校正用標準物質を用いたロックマス方式による選択イオン検出(SIM)法を用いる。
⑶ 質量校正用標準物質のモニターチャンネルのクロマトグラムで,測定対象化合物の出現時間においてシグナルに ±5 %以上の変動が認められた場合には, その化合物については定量してはならない。
⑷ 検量線の作成は,各検量線作成用標準液を 1 濃度水準に対して最低 3 回 GC/MS に注入し,全濃度領域で合計 15 点以上のデータをとる。
⑸ 各標準物質及び内標準物質のピーク面積を求め,各標準物質の対応するクリーンアップスパイク内標準物質に対するピーク面積の比と注入した標準液中のその標準物質と内標準物質の濃度比を用いて検量線を作成し,RRFcs を算出する。
解説
質量校正用標準物質のモニターチャンネルのクロマトグラムで,測定対象化 合物の出現時間においてシグナルに ±20 %以上の変動が認められた場合には, その化合物については定量してはなりません。
解答.
3
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