まとめ

2-10 アルミニウム溶解炉

2-10 アルミニウム溶解炉

製造工程

  • 溶解炉のバーナーは,溶湯温度を 700 750 程度に保持するために間欠(バッチ式)運転される。
  • 原料の一つである切り粉には,油溶性及び水溶性の切削油に由来する塩素が含まれている。
  • 切り粉は,油切り及び水切り処理し,さらに 300 500 で乾燥する。
  • 焙焼炉では,使用済飲料缶の塗料に含まれる揮発分を除去するため,キルン式の炉で通常500 以上で処理を行う。
  • キルン内の酸素濃度は,アルミニウムの酸化防止のため 68%に抑える必要がある。
  • 800 前後で燃焼した後,再加熱炉を出たガスの約 1/2 は再度キルンに戻される。
  • 溶解炉におけるドロスの分離,水素アルカリ及びアルカリ土類金属の除去を促進するため,粉体状フラックス塩素ガスを使用する。

排ガス

  • 窒素酸化物,硫黄酸化物などの有害物質に対応する排ガス処理設備の多くは,ダイオキシン類排出抑制にも有効である。 
  • 溶解炉において,黒煙や粉じんの吸引,集じん効率を向上する。
  • バグフィルター入口の排ガス温度を 200 以下に保つ。 
  • バグフィルターの集じん効率を高レベル(95 99 %)に管理する。
  • バーナーの不完全燃焼を防止する。 

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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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