ダイオキシン類 まとめ

このページでは、公害防止管理者ダイオキシン類のうち、過去問の頻出事項を要点としてまとめています。

公害防止管理者を全分野合格した経験から重要と考えらる内容をまとめているので、初学者で概要を掴みたい方から試験直前の総復習をしたい方まで参考になると思います。

目次

1 ダイオキシン類概論

1-1 環境基準

1-1 環境基準1-1 環境基準 「ダイオキシン類による大気の汚染、水質の汚濁(水底の底質の汚染を含む。)及び土壌の汚染に係る環境基準(環境庁告示第6...

1-2 ダイオキシン類対策特別措置法

1-2 ダイオキシン類対策特別措置法1-2 ダイオキシン類対策特別措置法 第1条(目的) この法律は、ダイオキシン類が人の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがある物...

1-3 特定施設の種類

1-3 特定施設の種類1-3 特定施設の種類 ダイオキシン類対策特別措置法で届出しなければならない施設の一覧です。 全て覚えるのは難しいので、過去問で問わ...

1-4 公害防止管理者

1-4 公害防止管理者1-4 公害防止管理者 特定工場における公害防止組織の整備に関する法律に規定する施設とありますが、簡単に言うと公害防止管理者の選任が必...

1-5 歴史的経緯

1-5 歴史的経緯1-5 歴史的経緯 過去問に書かれた内容を一覧にしています。 マーカーにしている部分は、過去問で正誤に関わる内容です。 ...

1-6 インベントリー(排出目録)

1-6 インベントリー(排出目録)1-6 インベントリー(排出目録) 試験年度の3年前の排出インベントリーから出題されるので、よく確認しておきましょう。この解説は、...

1-7 異性体、TEF

1-7 異性体、TEF1-7 異性体、TEF 構造 PCDDs(ポリクロロジベンゾ‒パラ‒ジオキシン) PCDFs(ポリクロロジベンゾフラン) ...

1-8 物理的な性質

1-8 物理的な性質1-8 物理的な性質 蒸気圧 蒸気圧は、気体になりやすいほど高くなります。 一般的に、分子量が小さい方が気体になりやすいので、蒸気...

1-9 発生機構

1-9 発生機構1-9 発生機構 ダイオキシン類の生成は、前駆体反応とデノボ合成にわかれます。 前駆体反応 母体の炭化水素に塩素ガスや...

1-10 環境汚染

1-10 環境汚染1-10 環境汚染 環境汚染 農薬や殺菌剤として使われていたクロロフェノールなどの不純物としてダイオキシン類が存在し,これを...

2 ダイオキシン類特論

2-1 燃焼

2-1 燃焼2-1 燃焼 大気特論でも問われる内容です。受験予定の方は、ここで覚えましょう。 燃焼の種類 分解燃焼 ...

2-2 バグフィルター

2-2 バグフィルター2-2 バグフィルター 大気特論でも問われる内容です。受験予定の方は、ここで覚えましょう。 集じん方法 新...

2-3 電気集じん

2-3 電気集じん2-3 電気集じん 大気特論でも問われる内容です。受験予定の方は、ここで覚えましょう。 電気集じん装置の基本...

2-4 スクラバー

2-4 スクラバー2-4 スクラバー スクラバーとは、ダストを主に慣性力,拡散,重力などの機構により液滴や液膜に捕集する集じん装置です。 ...

2-5 触媒処理

2-5 触媒処理2-5 触媒処理 担持触媒は,活性成分とそれを保持する担体からなる。 触媒には,通常,金属又は金属酸化物(酸化バナジウム系等)...

2-6 吸着

2-6 吸着2-6 吸着 物理吸着の駆動力は,ファンデルワールス力や水素結合などの比較的弱い力である。  通常,吸着は発熱反応である...

2-7 鉄鉱石焼結炉

2-7 鉄鉱石焼結炉2-7 鉄鉱石焼結炉 排ガス 排ガス温度は,着火後すぐに 50 ~ 70 ℃で安定し,焼成完了直前に 400 ~ 500 ℃...

2-8 製鋼用電気炉

2-8 製鋼用電気炉2-8 製鋼用電気炉 排ガスの集じん及び集じんダスト  排ガス処理系統として,直引建屋合流方式と直引建屋単独方式があり,一般...

2-9 亜鉛回収炉

2-9 亜鉛回収炉2-9 亜鉛回収炉 亜鉛は、製鋼用電気炉の集じんダストに3割前後含まれます。資源としてリサイクルするため、亜鉛回収炉を用います...

2-10 アルミニウム溶解炉

2-10 アルミニウム溶解炉2-10 アルミニウム溶解炉 製造工程 溶解炉のバーナーは,溶湯温度を 700 ~ 750 ℃程度に保持するために間欠(バッ...

2-11 排水処理

2-11 排水処理2-11 排水処理 汚水処理特論でもよく問われる内容です。水質関係を受験する方は、ここで覚えましょう。 排水処理技術...

2-12 パルプ製造

2-12 パルプ製造2-12 パルプ製造 製造工程 パルプ漂白の目的は,パルプ中に残存している有機不純物(主としてリグニン)を除去することである。ECF...

2-13 二塩化エチレン/塩化ビニルモノマー製造

2-13 二塩化エチレン/塩化ビニルモノマー製造2-13 二塩化エチレン/塩化ビニルモノマー製造 製造工程 塩化ビニルモノマーは,エチレンと塩素を反応させて二塩化エチレンを作り,こ...

2-14 カプロラクタム製造

2-14 カプロラクタム製造2-14 カプロラクタム製造 製造工程 主原料のシクロヘキサンに塩化ニトロシルを光反応させシクロヘキサノンオキシムを合成し,次いでシ...

2-15 クロロベンゼン類の製造

2-15 クロロベンゼン類の製造2-15 クロロベンゼン類の製造 製造工程 クロロベンゼン類はベンゼンを鉄触媒などの存在下、塩素で塩素化して作られ,染料中間物,農薬...

2-16 カーバイド法アセチレン製造

2-16 カーバイド法アセチレン製造2-16 カーバイド法アセチレン製造 製造工程 アセチレンは有機合成工業の基礎原料であり,酢酸,塩化ビニル,トリクロロエチレンなどの...

2-17 アルミナ繊維製造

2-17 アルミナ繊維製造2-17 アルミナ繊維製造 製造工程 アルミニウム粉に水と塩酸を作用させ,オキシ塩化アルミニウム(Al2(OH)5 Cl・2H2O)...

2-18 2,3‒ジクロロ‒1,4‒ナフトキノン製造

2-18 2,3‒ジクロロ‒1,4‒ナフトキノン製造2-18 2,3‒ジクロロ‒1,4‒ナフトキノン製造 製造工程 ニトロベンゼンを溶媒としてナフトキノンを溶解させ,触媒として塩化鉄(...

2-19 測定方法の概要

2-19 測定方法の概要2-19 測定方法の概要 例年、ダイオキシン類特論の第17問以降は、測定に関する内容です。大気や水質に比べると配点が大きくなり...

2-20 排ガス試料採取

2-20 排ガス試料採取2-20 排ガス試料採取 測定点の排ガス流速に対して相対誤差 −5~+10 %の範囲内で,等速吸引による試料ガスの採取が可能で...

2-21 水試料の採取

2-21 水試料の採取2-21 水試料の採取 試料容器は,特に断らない限りガラス製のものを使用する。 測定対象物質が採水器内壁に吸着しない採水...

2-22 前処理

2-22 前処理2-22 前処理 硫酸処理‒シリカゲルカラムクロマトグラフ操作は,着色物質や多環芳香族炭化水素の除去に効果がある。  多...

2-23 抽出操作

2-23 抽出操作2-23 抽出操作 排ガス試料のフィルタ捕集部は,塩酸による処理を行う。  排ガス試料のろ過材,吸着剤などの固体からの抽...

2-24 クリーンアップ操作

2-24 クリーンアップ操作2-24 クリーンアップ操作 クリーンアップ操作による妨害物質などの除去が必要である。 試薬・器具のブランクの確認及びカ...

2-25 同定と定量

2-25 同定と定量2-25 同定と定量 検出下限及び定量下限 ダイオキシン類の測定は,非常に低い濃度の測定であり,測定に使用する装置,測定条件...

2-26 ガス中の濃度

2-26 ガス中の濃度2-26 ガス中の濃度 良く問われる問題ですが、単位に注目して式を組み立てればすんなり解けます。 まずは、換算前の濃...

2-27 採取量

2-27 採取量2-27 採取量 数値を当てはめれば、そのまま解けることが多い問題です。確実に得点できるようにしましょう。 試料ガス...

2-28 回収率

2-29 精度管理2-29 精度管理 サンプリングスパイク用内標準物質は,試料採取から抽出前までの操作の結果を確認するために使用される。  ...

2-29 精度管理

2-29 精度管理2-29 精度管理 サンプリングスパイク用内標準物質は,試料採取から抽出前までの操作の結果を確認するために使用される。  ...