問題
工場内に機械AとBの2種類の機械が設置されており,それぞれ定常的な騒音を発している。両者が同時に稼働しているときの騒音レベルは81dBであり,機械Aのみが稼働しているときの騒音レベルは74dBであった。次に,機械Aに騒音対策を施し,機械Aのみが稼働しているときの騒音レベルを再度測定したところ70dBであった。機械AとBが同時に稼働しているときの騒音レベルを75dB以下に抑えるためには,機械Bの騒音レベルを少なくとも何dB下げる必要があるか。
⑴ 3
⑵ 5
⑶ 7
⑷ 9
⑸ 11
解説
同時に稼働しているときの騒音レベルは81dB、機械Aのみが稼働しているときは74dBであるため、差は7dBとなります。
デシベル和の補正値は、レベル差が5~9デシベルの場合、1dBとなります。
ここから、機械Bのみが稼働しているときは、81-1=80dBであることがわかります。
対策後、機械Aは70dBになりましたので、ここに機械Bを合計して75dB以下になるようレベルを下げる必要があります。
(1)3
機械Bは、80-3=77dBとなります。
機械Aと合計し、70+77=78dBとなり、75dBを超過しています。
(2)5
機械Bは、80-5=75dBとなります。
機械Aと合計し、70+75=76dBとなり、75dBを超過しています。
(3)7
機械Bは、80-7=73dBとなります。
機械Aと合計し、70+73=75dBとなり、75dB以下になりました。
解答.
3
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