R2騒音・振動

R2 騒音・振動特論 問29

問題

問29 振動レベル計及び振動レベルの計測に関する記述として,不適当なものはどれ

か。

⑴ 行政的な行為で振動レベルを計測する場合や調査結果が公になるような振動レベル計測は,すべて検定証や基準適合証が付された特定計量器で行わなければならない。

⑵ 振動レベル計の感度の切り替えは,測定前に最も感度の高いレンジに設定し,測定時にレンジを下げて最も適した感度に設定する。

⑶ 振動レベル計には,水平振動特性を用いた水平方向(方向としてはX,Yの2 方向)の振動レベルも測定できるものがほとんどであるが,これらの方向の振動レベルは,振動規制とは現在直接の関係はない。

⑷ 振動ピックアップの設置に当たっては,目視で傾いていないことを確認する。

⑸ 暗振動が不規則に変動しているときには,測定の対象とする振動の指示値と暗振動の指示値を区別することが困難なため,暗振動の補正はできない。

解説

振動レベル計の感度の切り替えは、測定前に最も感度の低いレンジに設定し、徐々に適した感度に上げていきます。

大きい振動が発生していると、感度が高い場合はいきなり振り切ってしまうため、故障の原因になります。

解答 2

次の問題だよ~♪

R2 騒音・振動特論 問30問題 特定施設から発生する振動を対策するために,工場敷地境界における鉛直振動を防振対策の前後で測定し,下表のオクターブバンド分析の結果...

前の問題だよ~♪

R2 騒音・振動特論 問28問題 下表は,不規則かつ大幅に変動する振動について,一定の時間間隔で 100 個測定した振動レベルの値を整理したものである。これに関す...
ABOUT ME
ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です