問題
アルミニウム合金製造用焙焼炉に関する記述中,(ア)~(ウ)の中に挿入すべき語句と数字の組合せとして,正しいものはどれか。
シュレッダーで粉砕した使用済みアルミ缶をキルン式の炉で (ア) に加熱し,塗料に含まれる揮発分を除去する。キルン内の酸素濃度は,アルミニウムの酸化防止のため (イ) に抑える必要がある。キルンの出口ガスはサイクロン式の集じん機を経て,再加熱炉に導入される。 (ウ) 前後で燃焼した後,再加熱炉を出たガスの約 1/2 は再度キルンに戻される。
(ア) − (イ) − (ウ)
⑴ 300 ℃程度 − 0.1 %以下 − 500 ℃
⑵ 300 ℃程度 − 6 ~ 8 %程度 − 800 ℃
⑶ 500 ℃以上 − 6 ~ 8 %程度 − 800 ℃
⑷ 500 ℃以上 − 6 ~ 8 %程度 − 500 ℃
⑸ 500 ℃程度 − 0.1 %以下 − 800 ℃
解説
焙焼とは、高温で処理して不純物を取り除くことを言います。
(ア)では、300℃か500℃ですが、焙焼の意味を考えると高い方が無難かなと判断できます。
また、木を燃やすと400℃程度と知っている方は、300℃程度では低すぎるとも判断できると思います。
(イ)
キルンは、目的物を炎に直接当てて燃焼させる方式です。
そうなると、0.1%以下は制御が難しいと思います。
(ウ)
アルミの溶解温度は、700℃弱です。
解答.
3
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