問題
振動規制法等による振動レベルの決定方法に関する記述として、正しいものはどれか。
⑴ 工場振動では、振動レベルの時間変動の形にかかわらず、一定時間間隔で測定した振動レベルの平均値とする。
⑵ 建設作業振動では、振動レベルの時間変動の形にかかわらず、一定時間間隔で測定した振動レベルの最大値とする。
⑶ 新幹線鉄道振動では、上り及び下りの列車を合わせて、原則として連続して通過する20本の列車について、通過列車ごとの振動のピークレベルを読み取り、レベルの大きさが上位半数のものを算術平均する。
⑷ 道路交通振動では、大型自動車通行時の振動レベルを20台分について測定して、レベルの大きさが上位10台の算術平均とする。
⑸ 地下鉄振動では、トンネル直上で上下合わせて通過する車両の20本の列車の振動レベルを測定して、その算術平均とする。
解説
⑴ 工場振動では、振動レベルの時間変動の形によって、変動が無ければ指示値、一定の周期的な最大値なら最大値の平均値、変動が不規則なら80パーセントレンジの上端とします。
⑵ 建設作業振動でも工場振動場合と同様です。
⑶ 新幹線鉄道振動は問題文のとおりです。
⑷ 道路交通振動では、80パーセントレンジの上端を時間区分ごとに平均した値とします。
⑸ 地下鉄振動に関しての測定方法は特に定めがないと思います。
正解.3
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