問題
振動規制法に関する記述中,(ア)~(エ)の中に挿入すべき語句の組合せとして,正しいものはどれか。
特定施設の設置の届出をした者からその届出に係る特定工場等に設置する特定施設の (ア) を譲り受け,又は借り受けた者は,当該特定施設に係る当該届出をした者の地位を (イ) する。特定施設の設置の届出をした者の地位を (イ) した者は,その (イ) があった日から (ウ) 日以内に,その旨を (エ) に届け出なければならない。
(ア) – (イ) – (ウ) – (エ)
(1) すべて – 取得 – 60 – 市町村長
(2) 一部 – 承継 – 60 – 都道府県知事
(3) すべて – 取得 – 60 – 都道府県知事
(4) 一部 – 相続 – 30 – 市町村長
(5) すべて – 承継 – 30 – 市町村長
難易度
△
学習の進み具合によっては知っている事項、または管理者とは別の勉強で知っている人は分かる内容であり、安定して解ければ合格率が高まる問題
解説
振動規制法第11条に規定される「承継」の条文です。
この条文自体を問われることは少ない気がしますが、届出の要件などを覚えていれば、選択肢から正解を絞る事ができます。
まず、(ウ)の届出期間ですが、問2の解説のとおり、騒音規制法と振動規制法では30日がほぼ全てになります。
届出先の(エ)について、騒音振動関係は市町村長になります。これは、騒音や振動の広がる範囲が比較的狭いことに由来し、試験でもよく問われる事項です。
この時点で、(4)と(5)に絞られます。
(イ)の相続か承継について、相続は個人が亡くなった場合の手続きである一方、届出者は法人であることもありますので、相続は該当しないことになります。
解答.
5
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