問題
振動規制法第 12 条に規定する改善勧告に関する記述中,下線を付した箇所のうち,誤っているものはどれか。
市町村長は,指定地域内に設置されている特定工場等において発生する振動が規制基準に適合しないことによりその特定工場等の(1)周辺の生活環境が損なわれていると認めるときは,当該特定工場等を設置している者に対し,期限を定めて,その事態を除去するために(2)必要な限度において,(3)振動の防止の方法を改善し,又は特定施設の(4)使用の方法若しくは(5)低振動機械に変更すべきことを勧告することができる。
難易度
△
学習の進み具合によっては知っている事項、または管理者とは別の勉強で知っている人は分かる内容であり、安定して解ければ合格率が高まる問題
解説
問4のような語句の組み合わせを選ぶ問題に比べ、この問題は条文自体を覚えていないと解けないため、少し解きにくい問題です。
振動を低減させる手段としては、以下のようなものがあるため、機械自体を変えなくても良いと言うのが法律の考えとなります。
・振動の防止の方法を改善→防振装置を変える
・使用の方法を変更→使用時間を変える
・配置を変更→敷地境界から離す
(改善勧告及び改善命令)
第十二条
市町村長は、指定地域内に設置されている特定工場等において発生する振動が規制基準に適合しないことによりその特定工場等の周辺の生活環境が損なわれていると認めるときは、当該特定工場等を設置している者に対し、期限を定めて、その事態を除去するために必要な限度において、振動の防止の方法を改善し、又は特定施設の使用の方法若しくは配置を変更すべきことを勧告することができる。
解答.
5
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