問題
騒音に関する記述中,(ア)~(オ)の中に挿入すべき語句の組合せとして,最も適切なものはどれか。
騒音は 「 (ア) 又は望ましくない音,その他の妨害。」 (JIS Z 8106:2000)と定義され,うるささ( (イ) )など主として心理的・情緒的な影響を与える。
騒音は聴力低下を引き起こすことがあるほか,その影響は会話等の音声聴取妨害や (ウ) 等の生活妨害などに及ぶ。聴力低下は (エ) 影響,生活妨害は (オ) 影響に分類される。
(ア) – (イ) – (ウ) – (エ) – (オ)
⑴ 大きな – ラウドネス – 睡眠妨害 – 直接的 – 間接的
⑵ 大きな – アノイアンス – 耳鳴り – 間接的 – 直接的
⑶ 不快な – アノイアンス – 睡眠妨害 – 直接的 – 間接的
⑷ 不快な – アノイアンス – 耳鳴り – 間接的 – 直接的
⑸ 不快な – ラウドネス – 耳鳴り – 直接的 – 間接的
解説
(ア) 不快な
騒音の定義(JIS Z 8106)では「不快な又は望ましくない音,その他の妨害」とされています。「大きな音」ではなく「不快な」が正解です。
(イ) アノイアンス
「ラウドネス」は音の物理的な「大きさ」を表しますが、文中では「うるささ」や「不快感」といった心理的影響が求められているため、「アノイアンス」が適切です。
(ウ) 睡眠妨害
睡眠妨害は生活妨害の一例であり、聴力の低下を伴わない「間接的影響」として扱われます。
一方、「耳鳴り」は聴力に直接影響するため、ここでは不適切です。
(エ) 直接的
騒音が原因で聴力が低下する場合(騒音性難聴など)は、騒音の「直接的影響」とされます。
(オ) 間接的
騒音による生活妨害(会話の妨害や睡眠妨害など)は、聴力そのものには影響しないため「間接的影響」に分類されます。
解答.
3
次の問題だよ~♪
前の問題だよ~♪
目次に戻るよ~♪
https://pierre-usagi.com/kougai-top/kougai-souon-shindou-r6/