R6騒音・振動

R6 騒音・振動特論 問16

問題

騒音対策を行ったところ,下表の結果が得られた。対策後に騒音レベルは約何dB減少したか。

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解説

問われているのは騒音レベルですが、測定は音圧レベルで行われています。

そのため、音圧レベルをA特性補正し、補正値後のレベルを合計します。

補正値と対策前後のレベルは、下表のとおりです。

・対策前の騒音レベル

4963Hz+55125Hz=56dB

56+61250Hz=62dB

62+69500Hz=70dB

70+741000Hz=76dB

76+702000Hz=77dB

以降の周波数は、差が10dB以上になるため、合計に加えません。

・対策後の騒音レベル

4763Hz+53125Hz=54dB

54+56250Hz=58dB

58+63500Hz=64dB

64+661000Hz=68dB

68+602000Hz=69dB

以降の周波数は、差が10dB以上になるため、合計に加えません。

以上から、対策前が77dB、対策後が69dBなので、8dBの減少となります。

オクターブバンド音圧レベルからA特性補正を行い騒音レベルを求める問題はほぼ毎年出題されるので、必ず解けるようにしましょう。

 


解答.

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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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