R7 ダイオキシン類特論 問10
問題
アルミニウム合金製造に用いられる前炉付き溶解炉に関する記述として,誤っているものはどれか。
- ⑴ 原料には,一般的にアルミニウムスクラップとアルミニウム地金,アルミニウム再生塊が使用される。
- ⑵ アルミニウムの酸化を防止するため,スクラップは加熱室(燃焼室)と溶湯が連通する前炉に投入される。
- ⑶ 操業は連続システムであり,燃焼室のバーナーも溶湯温度を 700 ~ 750 ℃に保持するために連続運転される。
- ⑷ 保持炉では,ドロスの分離,水素,非金属介在物,アルカリやアルカリ土類金属の除去を促進するため,粉体状フラックスや塩素ガスを使用する。
- ⑸ 燃焼系の排ガスは,バグフィルターや電気集じん装置などで処理される。
解説
アルミニウム合金製造に用いられる前炉付き溶解炉の構造と操業特性に関する問題です。選択肢⑶が誤りである理由は以下の通りです。
⑶ 誤り:
溶解炉のバーナーは溶湯温度を 700 ~ 750 ℃程度に保持するために、「間欠(バッチ式)運転」されると明記されています。設問にある「連続運転」という記述は、実際の操業形態と矛盾します。
他の選択肢については、以下のとおり正しい内容となります。
⑴ 正しい:
アルミニウム溶解炉の原料として「アルミニウムくず(スクラップ)」を使用する施設が対象とされており、一般的に地金や再生塊とともに使用されます。
⑵ 正しい:
前炉付き溶解炉は、前炉と加熱室(燃焼室)が溶湯を介して連通している構造です。スクラップを前炉の溶湯中に投入することで、直接炎に触れさせて酸化することを防止しながら溶解を行います。
⑷ 正しい:
溶解炉(保持炉)では、不純物を除去するために粉体状フラックスや塩素ガスを使用します。これにより、ドロスの分離や水素、アルカリ・アルカリ土類金属の除去を促進します。
⑸ 正しい:
燃焼系の排ガス対策として、バグフィルターや電気集じん装置などの集じん設備がダイオキシン類排出抑制に有効であるとされています。
正解.
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