問題
振動に係る苦情件数に関する記述として,誤っているものはどれか(環境省:令和元年度振動規制法施行状況調査)。
(1) 全国の地方公共団体が受け付けた振動に係る苦情件数は 3000 件以上であった。
(2) 発生源別の苦情件数をみると,建設作業が最も多く,次いで工場・事業場であった。
(3) 発生源別苦情件数の構成比の推移については,建設作業は増加傾向であるのに対し,工場・事業場は減少傾向にある。
(4) 振動規制法の規制対象となる特定工場等に対する苦情件数は,特定工場等以外の工場・事業場に対する苦情件数よりも多かった。
(5) 指定地域内における特定施設に対する苦情件数は,金属加工機械が最も多い。
解説
令和元年度振動規制法施行状況調査によると、各選択肢は以下のとおりでした。
苦情統計を問う問題はよく出題されますが、概ねの傾向は毎年同じことが多いので、出題された問題の内容は把握しておくと良いでしょう。
(1)約10年程度、3000件以上の傾向が続いています。
(2)建設作業が7割程度と圧倒的に多くなります。
(3)工場等は減少し、建設作業は増加の傾向にあります。
(4)特定工場等に比べ、特定工場等以外が約5倍ほど苦情件数は多い傾向にあります。
(5)振動が発生しやすい機械としてプレス機が想像しやすく、特定施設の中では金属加工機械に分類される機械プレスが最も苦情件数が多くあります。
解答.
4
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R4 騒音・振動概論 問19問題
振動発生源に関する記述として,誤っているものはどれか。
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R4 騒音・振動概論 問17問題
ある場所で測定した騒音をオクターブバンド分析したところ,下表の結果を得た。この音の騒音レベルは約何 dB か。
(1)76
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