R4騒音・振動

R4 騒音・振動概論 問17

問題

ある場所で測定した騒音をオクターブバンド分析したところ,下表の結果を得た。この音の騒音レベルは約何 dB か。 

(1)76

(2)80

(3)83

(4)86

(5)89

解説

騒音レベルを問われる問題は必ず出題されます。

騒音レベルを求める問題の場合、オクターブバンドごとの音圧レベルが与えられることが出題傾向として多くあります。その場合は、各オクターブバンドの音圧レベルをA特性補正に直し、補正後のレベルを合計して騒音レベルとします。

ただし、この問題の場合は、始めからA特性補正後の数字が与えられていますので、そのままデシベル和を求めるだけで大丈夫です。

また、選択肢のレベルが3dB差なので、順番を気にせず和を求めても誤差で選択を迷うことはないと思います。選択肢のレベル差が2dB程度なら低いレベルから足す方が誤差なく計算できることが多いですが、この問題は周波数順に計算してみます。

6963Hz+72125Hz=74dB

74+78250Hz=80dB

80+82500Hz=84dB

84+761000Hz=85dB

85+792000Hz=86dB

4000Hz以上は10dB以上の差になるので、正解は86dBとなります。

 


解答.

4


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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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