R7 ダイオキシン類概論 問1
問題
「ダイオキシン類による大気の汚染、水質の汚濁(水底の底質の汚染を含む。)及び土壌の汚染に係る環境基準について」に規定する土壌中に含まれるダイオキシン類の測定方法に関する記述中、下線を付した箇所のうち、誤っているものはどれか。
土壌中に含まれるダイオキシン類を ソックスレー抽出(1) し、 高分解能(2) 透過電子顕微鏡(3)により測定する方法(ポリ塩化ジベンゾフラン等(ポリ塩化ジベンゾフラン及びポリ塩化ジベンゾ–パラ–ジオキシンをいう。以下同じ。)及びコプラナーポリ塩化ビフェニルをそれぞれ測定するものであって、かつ、当該ポリ塩化ジベンゾフラン等を 2 種類以上(4) の キャピラリーカラム(5) を併用して測定するものに限る。)
解説
土壌中のダイオキシン類の測定方法において、下線部(3)の「透過電子顕微鏡」が誤りです。
「ダイオキシン類による大気の汚染、水質の汚濁(水底の底質の汚染を含む。)及び土壌の汚染に係る環境基準」において、土壌、大気、水底の底質のいずれの媒体においても、ダイオキシン類の測定は試料を抽出した後、「高分解能ガスクロマトグラフ質量分析計」により測定することが規定されています。
透過電子顕微鏡は物質の微細構造を観察するための装置であり、ダイオキシン類のような化学物質の同定・定量分析には、キャピラリーカラムを用いたガスクロマトグラフと質量分析計を組み合わせた装置(GC/MS)が使用されます。
他の下線部については、以下のとおり正しい記述です。
(1) ソックスレー抽出:
土壌や水底の底質、排ガス試料のろ過材などの固体試料からダイオキシン類を抽出する方法として規定されています。
(2) 高分解能:
ダイオキシン類の分析には、ミリマスオーダーでの検出が可能な高分解能の質量分析計(分解能10,000以上)が要求されます,。
(4) 2種類以上、(5) キャピラリーカラム:
ダイオキシン類の同定と定量は、キャピラリーカラムを用いるガスクロマトグラフィー質量分析法によって行われます。特に土壌の測定においては、特定の異性体を分離するために2種類以上のキャピラリーカラムを併用することが規定されています。
解答.
3
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