まとめ

2-16 カーバイド法アセチレン製造

2-16 カーバイド法アセチレン製造

製造工程

アセチレンは有機合成工業の基礎原料であり,酢酸,塩化ビニル,トリクロロエチレンなどの原料となっている。カーバイド法では,カルシウムカーバイドを注加しアセチレンガスを発生させる。生成ガス中には不純物として,りん化水素,硫化水素などが含まれているため,次亜塩素酸ナトリウ,塩素水などを使用する酸化洗浄塔などからなる一連の湿式洗浄装置により,これらの不純物を洗浄除去する。乾式製造法では,残渣の水酸化カルシウム(消石灰)中の水は通常 2 10 %程度である。酸化洗浄工程では,次亜塩素酸ナトリウム,塩素水,塩化鉄(Ⅲ)等が使用さ れる。ダイオキシン類は,洗浄工程で生成していると推測される。

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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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