2-23 抽出操作
- 排ガス試料のフィルタ捕集部は,塩酸による処理を行う。
- 排ガス試料のろ過材,吸着剤などの固体からの抽出は,ソックスレー抽出又はこれと同等の抽出方法で行う。
- 排水試料は,ガラス繊維ろ紙(孔径 0.5 µm 程度)で吸引ろ過する。
- 排ガス試料の液体捕集部からの抽出は,そこに含まれる有機溶媒と同量以上のヘキサン洗浄水を加えた後,溶液約 1 L に対してトルエン又はジクロロメタン 100 mL の割合で添加し,振とう幅約 5 cm,毎分 100 回以上で約 20 分間振り混ぜて行います。また、この操作を 3 回繰り返します。
- 排水試料の固相抽出法の場合,吸着破過を起こす通水量の確認ができていない試料については, 1 枚の抽出用固相への通水量を 5 L 以下とする。
- 排水試料の分散型固相吸着‒凝縮法では,内標準物質を添加した試料の pH を,凝集を起こす範囲に調整する。
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