問題
騒音規制法における特定施設及び規制基準に関する記述中,下線を付した箇所のうち,誤っているものはどれか。
この法律において「特定施設」とは,工場又は事業場に設置される施設のうち,(1)著しい騒音を発生する施設 であって政令で定めるものをいう。また,「規制基準」とは,(2)特定施設を設置する工場又は事業場 (以下「特定工場等」という。)において発生する騒音の特定工場等の(3)特定施設ごとの (4)大きさの (5)許容限度 をいう。
解説
問題文は、騒音規制法第二条の用語の定義の条文です。
この法律において「特定施設」とは、工場又は事業場に設置される施設のうち、著しい騒音を発生する施設であつて政令で定めるものをいう。
この法律において「規制基準」とは、特定施設を設置する工場又は事業場(以下「特定工場等」という。)において発生する騒音の特定工場等の敷地の境界線における大きさの許容限度をいう。
(3)は「特定施設ごとの」ではなく、「敷地の境界線における」が正しい条文です。
公害の防止は、周りの人(周辺住民)に迷惑をかけないことが大切です。
いくら大きい音の機械でも、防音壁などで音が漏れていなければ問題になりません。
騒音と振動は、規制が敷地の境界線にかかることは重要ですので、ぜひ覚えておいてください。
解答 3
次の問題だよ~♪
H29 騒音・振動概論 問3問題
騒音規制法に規定する特定工場等において発生する騒音の規制に関する基準に関する記述として,誤っているものはどれか。
⑴ 第 ...
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