H29騒音・振動

H29 騒音・振動概論 問24

問題

波動に関する記述として,誤っているものはどれか。

⑴ 弾性体中の縦波は,体積が膨張・収縮の形で変形しながら伝搬する。

⑵ 弾性体中の剪断波の粒子運動の方向は,波の進行方向に直交する。

⑶ 地表面に沿って伝搬するレイリー波の粒子運動は,波の進行方向の成分と鉛直方向の成分をもつ。

⑷ 振動源から振動が波動となって伝わるとき,振動は内部減衰のみに依存して徐々に小さくなっていく。

⑸ 横波の伝搬速度は,レイリー波の伝搬速度よりもわずかに大きい。

解説

振動の距離減衰は以下の式で表されます。

L0−20nlogr/r0−8.7λ(r–r0)

0:基準点での振動加速度レベル

0:発生源から基準点までの距離

r:発生源から測定点までの距離

λ:地盤の内部減衰係数

n:幾何減衰係数(表面波:0.5、表面波と実体波が混在:0.75、実体波:1.0、表面を伝搬する実体波:2.0)

対数の部分が距離減衰で、λの部分が内部減衰を表しています。

解答 4

 

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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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