R4騒音・振動

R4 騒音・振動概論 問12

問題

労働省(現厚生労働省)「騒音障害防止のためのガイドライン」に関する記述中,()~()に挿入すべき数値と語句の組合せとして,正しいものはどれか。

事業者は,このガイドラインが掲げる作業場のうち屋内作業場について,等価騒音レベル測定(A測定及びB測定)を定期的に行う。A測定では,作業場を縦・横に等間隔で引いた交点を測定点とし,等価騒音レベルの平均値が () dB以上であった場所を () 管理区分とする。そこに区分された場所については,騒音作業に従事する労働者に () させる。

() – () – ()

(1) 85 – I – 作業時間を記録

(2) 85 – III – 防音保護具を使用

(3) 90 – I – 作業時間を記録

(4) 90 – I – 防音保護具を使用

(5) 90 – III – 防音保護具を使用

解説

騒音障害防止のためのガイドラインでは、屋内と屋外の対策について記載されています。

測定については、A測定とB測定が規定され、共に等価騒音レベルで評価します。

・A測定:作業場を縦、横6m以下の等間隔で引いた交点を測定点とし、床上1.2mから1.5mの間で測定

・B測定:発生源の近接

測定結果の評価と対策は以下のとおりとなっています。

・屋内の場合

第Ⅰ管理区分:いずれも85dB未満

第Ⅱ管理区分:いずれかが85dB以上でいずれも90dB未満

必要に応じ保護具を使用

第Ⅲ管理区分:いずれかが90dB以上

保護具を使用

 ・屋外の場合

B測定のみを実施

85dB以上必要に応じ保護具を使用

90dB以上保護具を使用

問題文では「()dB以上」と記載されていますので、上記の管理区分から第Ⅲ管理区分であることがわかります。

 


解答.

5


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