R4騒音・振動

R4 騒音・振動概論 問8

問題

工場・事業場騒音に関する記述として,最も不適当なものはどれか。

(1) 直近 30 年間の発生源別苦情件数の構成比の推移をみると,工場・事業場が占める割合は全体的に緩やかに減少する傾向にある(環境省:騒音規制法施行状況調査)

(2) 苦情件数でみると依然として少なくない理由としては,住居と中小工場等が混在する住工混在地域が多いことが挙げられる。

(3) 使用される機械類は生産品目等により種々雑多であるため,発生する騒音の特徴も様々である。

(4) 騒音規制法の対象施設となっている機械には,距離 1 m で騒音レベルが120 dB を超えるものが少なくない。

(5) 労働省(現厚生労働省)「騒音障害防止のためのガイドライン」では,事業者は労働安全衛生規則で定める著しい騒音を発する屋内作業場について,騒音の測定を行うこととされている。

解説

120デシベルの目安となる音の種類としては、飛行機のエンジンや雷鳴の近くが代表例としてあげられます。

つまり、120デシベルは一般的にほとんど発生しないくらい大きな音となりますので、設問にある「少なくない(≒よく発生する)」は間違いであるとわかります。

また、労働安全衛生法において聴覚保護の対象が85デシベル以上であることがよく問われますが、このことからも120デシベルは大き過ぎることに気づくと思います。

 


解答.

4


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