R4騒音・振動

R4 騒音・振動特論 問18

問題

質量(M)1000 kg の機械をばね定数(K)1000 kN/m のばねを介して下図(a)のように据え付けたが,固有振動数に近い振動数の正弦振動の外力が作用し,機械の運転時に共振状態となった。そこで,下図(b)のように機械の上に 100 kg の付加質量(m)を取り付けて動吸振器による対策を行いたい。減衰はないものとして,,イの の中に挿入すべき数値の組合せとして,正しいものはどれか。

・下図(a)の系の固有振動数は ア Hz である。

・下図(b)の付加質量の下部に取り付けるばねのばね定数(k)は イ kN/mである。

(1) 5 – 10

(2) 5 – 50

(3) 5 – 100

(4) 10 – 200

(5) 10 – 400

解説

固有振動数f0、ばね定数K、質量Mは以下の関係があります。

f0=1/2π×√(K/M)

=1/2π×√(1000×103/1000)=32/2×3.14=5Hz

ばね定数kの動吸振器により、質量mを付加した場合、以下の条件で防振します。

K/M=k/m

1000/1000=k/100

k=100kN

 


解答.

3


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