問題
振動規制法における振動レベルの決定に関する記述として,正しいものはどれか。
⑴ 測定器の指示値の変動が 5 dB 以上の場合,測定値の時間平均振動レベルとする。
⑵ 測定器の指示値が周期的に変動する場合,その変動ごとの指示値の最大値の中央値とする。
⑶ 測定器の指示値が間欠的に変動する場合,その変動ごとの指示値の最大値のうち,その大きさが上位半数のものの平均値とする。
⑷ 測定器の指示値が間欠的に変動し,その指示値の最大値が一定でない場合,その変動ごとの指示値の最大値の 90 パーセントレンジの上端の数値とする。
⑸ 測定器の指示値が不規則かつ大幅に変動する場合, 5 秒間隔,100 個又はこれに準ずる間隔,個数の測定値の 80 パーセントレンジの上端の数値とする。
解説
振動規制法における振動レベルの決定は、以下3種類の場合が規定されています。
・指示値が変動せず、又は変動が少ない場合…その指示値
・指示値が周期的又は間欠的に変動する場合…変動ごとの最大値の平均値
・指示値が不規則かつ大幅に変動する場合…5 秒間隔 100 個以上又はこれに準じる間隔と個数の測定値の LV10
LV10は、80パーセントレンジの上端の数値となりますので、規定通りの測定は(5)となります。
騒音レベルの決定と共に振動レベルの決定も頻出なので、よく覚えておきましょう。
解答 5
次の問題だよ~♪
R2 騒音・振動特論 問28問題
下表は,不規則かつ大幅に変動する振動について,一定の時間間隔で 100 個測定した振動レベルの値を整理したものである。これに関す...
前の問題だよ~♪
R2 騒音・振動特論 問26問題
A,B,C及びDの 4 個の小さい振動源がある。すべての振動源が運転されている場合のある地点での振動レベルは 77 dB であり...
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