問題
製鋼用電気炉プロセスに関する記述として,正しいものはどれか。
⑴ 操業中の炉内温度や排ガス組成の変動は小さい。
⑵ 排ガス処理系統として,直引建屋合流方式と直引建屋単独方式があり,一般的に前者の方式のほうが,集じん装置内のろ過温度が高い。
⑶ 排ガス量は 50 ~ 75 m3N・t-1・h-1 程度であり,その顕熱を利用したスクラッ プ予熱が行われる場合がある。
⑷ 排ガス集じん装置として,主に電気集じん機が使用されている。
⑸ 排ガス集じんダストの粒径は,0.1 ~ 10 µm 程度であり,数%の塩素を含有する。
解説
(1)変動は大きくなります。
(2)直引建屋合流方式の方が、ろ過温度が低くなります。
(3)排ガス量は 1000 ~ 1500 m3N・t-1・h-1 程度
(4)排ガス集じん装置は,主にバグフィルターが使用されます。
(5)製鋼用なのでダストに金属が含まれるほか、塩素も含まれるので、ダイオキシンが発生しやすいと言えます。
解答.
5
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