R7 騒音・振動概論 問9
問題
人間の可聴特性に関する記述として、誤っているものはどれか。
- (1) 可聴音圧レベルは、およそ0~120dBの範囲である。
- (2) 可聴周波数は、およそ20~20000Hzの範囲である。
- (3) 20~100Hzの音は、圧迫感を伴った低い音として感じられる場合がある。
- (4) 聞こえる音の最小の音圧レベルを最小可聴値という。
- (5) 加齢性難聴は、低い周波数のほうから聴力が低下する特徴をもつ。
解説
この問題は、人間の耳の聞こえ方の特性(可聴特性)に関する知識を問うものです。
選択肢(5)の記述が誤りである理由は、加齢による難聴の特性が正しくないためです。
1. 加齢性難聴の特徴(誤りのポイント)
加齢性難聴は、一般的に高い周波数(高音域)のほうから聴力が低下していくのが特徴です。問題文にある「低い周波数のほうから低下する」という記述は、実際の特性とは逆であるため誤りとなります。
2. その他の選択肢(すべて正しい記述)
人間の耳が音を感じる範囲や感覚については、以下のような特性が知られています。
(1) 可聴音圧レベル:
人間が聞くことができる音圧レベルの範囲は、およそ 0 ~ 120 dB です。
(2) 可聴周波数:
人間が音として感じることができる周波数の範囲は、およそ 20 ~ 20,000 Hz です。
(3) 低い音の感覚:
20 ~ 100 Hz 程度の非常に低い音は、単なる音としてだけでなく「圧迫感」を伴う感覚として捉えられることがあります。
(4) 最小可聴値:
人間が聞き取ることができる最小の音圧レベルのことを「最小可聴値(または聴覚閾値)」と呼びます。
まとめ
難聴の特性については、試験において「騒音性難聴」と「加齢性難聴」の違いがよく問われます。
- 騒音性難聴:4,000 Hz付近(C5 dip)から聞こえにくくなる。
- 加齢性難聴:高音域(高い周波数)から聞こえにくくなる。
この違いを明確に覚えておくことが重要です。
解答.
5
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