H29騒音・振動

H29 騒音・振動特論 問10

問題

騒音計を規定する JIS C 1509‒1 及び JIS C 1516 に共通する記述として,誤っているものはどれか。

⑴ マイクロホンの指向特性として,全指向性と単一指向性がある。

⑵ 性能として,クラス 1 とクラス 2 がある。

⑶ 測定量として,時間重み付きサウンドレベルと時間平均サウンドレベルがある。

⑷ 周波数重み付け特性として,AとCがある。

⑸ 時間重み付け特性として,FとSがある。

解説

(1)マイクロホンは、音圧を電気信号に変換する部分です。

指向性とは、音を拾う方向です。

騒音計では全指向性と規定され、360度どの方向も均等に音を拾います。

(2)騒音計は、クラス1の精密騒音計とクラス2の普通騒音計が規定されています。

使用する周波数の範囲などが異なるなど、性能の差があります。

(3)時間重み付きサウンドレベルは、音圧レベル、騒音レベルを指します。

時間平均サウンドレベルは、等価騒音レベルを指します。

(4)A特性は、騒音レベルの測定で使用します。

C特性は、測定で使用することはほとんどありませんが、規定はされています。

内部校正で使用することはあります。

(5)FはFast(速い動特性)、SはSlow(遅い動特性)の頭文字です。

F特性は、人の耳と同じような反応速度で音を処理します。

S特性は、新幹線騒音の測定などに使用されます。

解答 1

 

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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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