H29 騒音・振動特論 問13
問題
工場敷地境界線で測定した騒音のオクターブバンドA特性音圧レベルが下表のようになっていた。同表に示す遮音量をもつ遮音構造を工場建屋の周囲に追加すると,工場敷地境界線での騒音レベルは,約何 dB と予測されるか。
| オクターブバンド
中心周波数(Hz) |
31.5 | 63 | 125 | 250 | 500 | 1000 | 2000 | 4000 | 8000 |
| オクターブバンド
A特性音圧レベル(dB) |
36 | 39 | 45 | 49 | 52 | 55 | 59 | 62 | 57 |
| 遮音量(dB) | 5 | 6 | 8 | 12 | 17 | 22 | 27 | 31 | 36 |
⑴ 43 ⑵ 46 ⑶ 49 ⑷ 52 ⑸ 55
解説
問題文の表に対策後の音圧レベルを追記しました。
| オクターブバンド
中心周波数(Hz) |
31.5 | 63 | 125 | 250 | 500 | 1000 | 2000 | 4000 | 8000 |
| オクターブバンド
A特性音圧レベル(dB) |
36 | 39 | 45 | 49 | 52 | 55 | 59 | 62 | 57 |
| 遮音量(dB) | 5 | 6 | 8 | 12 | 17 | 22 | 27 | 31 | 36 |
| 対策後の音圧レベル | 31 | 33 | 37 | 37 | 35 | 33 | 32 | 31 | 21 |
対策後の音圧レベルを合計します。
21(8000)+31(31.5)=31
31+31(4000)=34
34+32(2000)=36
36+33(63)=38
38+33(1000)=39
39+35(500)=41
41+37(125)=43
43+37(250)=44
一番近い選択肢は(1)となります。
精密に合計すると、おそらく選択肢と綺麗に一致すると思いますが、実際の試験では時間が足りなくなるので、公害防止管理者に合格するためには素早い計算を心掛けましょう。
解答 1
次の問題だよ~♪
H29 騒音・振動特論 問14問題
オクターブバンド分析器,1/3 オクターブバンド分析器,FFT 方式の分析器及び分析結果に関する記述として,誤っているものはどれ...
前の問題だよ~♪
H29 騒音・振動特論 問12問題
オクターブ及び 1/3 オクターブバンドフィルタの通過帯域(概略値)の組合せとして,正しいものはどれか。
中心周波数(Hz...
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ピエうさ様
騒音振動
H29 特論問13で教えてください。
いつも助かってます。
概略算で解こうと思います。
対策後の音圧レベルを合計します。
8000Hzが21
31.5Hzが31
ここをはじめに音圧レベルの
計算をするのは、最も差が大きい
からでしょうか?
また、1000Hzと63Hzは
差が33で同じ。125Hzと250Hz
も差が同じ。この場合に順番が
異なると計算に誤差がでますでしょうか?
差が大きいHzから、小さいHzへ
計算してこの方法をしないと
ダメでしょうか?
教えてください。
転記
21(8000)+31(31.5)=31
31+31(4000)=34
34+32(2000)=36
36+33(63)=38 ←ここ
38+33(1000)=39
39+35(500)=41
41+37(125)=43 ←ここ
43+37(250)=44 ←ここ
ご質問いただいた「足す順番」と「誤差」について、結論から解説いたします。
1. なぜ「21dB(8000Hz)」と「31dB(31.5Hz)」のように数値の小さい方から計算するのか?
【回答】デシベル和の概算ルールでは、「デシベル値(dB)が小さい順(昇順)」に足していくのが鉄則だからです。
周波数の違いではなく、あくまで「dBの数値の大きさ」に着目します。
デシベルの概算ルール(差0〜1: +3、差2〜4: +2、差5〜9: +1、差10以上: +0)を使う際、小さい数値同士から順に足してエネルギーを少しずつまとめていくと、
概算による端数誤差が最も小さくなり、厳密な対数計算の値(本問では約43.3 dB)に一番近くなります。
そのため、最も数値が小さい 21 dB や 31 dB からスタートするのが最も正確で確実な手順となります。
2. 1000Hz(33dB)と63Hz(33dB)など、同じ数値のHzがある場合、順番を変えると誤差は出ますか?
【回答】同じ数値同士(例えば33dBと33dB)であれば、周波数の順番を入れ替えても誤差は一切出ません!どちらを先に足しても大丈夫です。
概算ルールで見ているのは「周波数(Hz)」ではなく、「デシベルの数値(dB)とその差」だけだからです。
例えば、33dB と 33dB を足す場合、1000Hzを先に持ってこようが63Hzを先に持ってこようが、レベル差は0dBなので「33 + 3 = 36dB」となる結果は全く変わりません。
3. 計算順序のまとめ(どう進めればいい?)
「周波数(Hz)」の順番は気にする必要ありません。
「デシベル値(dB)」が小さいものから順に並べて足していけばOKです。
同じdB値のものは、どの周波数から足しても結果は同じです。