問題
サンプリングスパイク回収率に関する記述中,(ア)及び(イ)の中に挿入すべき語句の組合せとして,正しいものはどれか。
排ガスの試料のサンプリングスパイク回収率は,サンプリングスパイク内標準物質のピーク面積と (ア) 内標準物質のピーク面積の比及び対応する(ア) 内標準物質との相対感度を用いて計算できる。測定値が以下の場合,サンプリングスパイク回収率はおよそ (イ) %である。
サンプリングスパイク内標準物質のピーク面積:300000
対応する (ア) 内標準物質のピーク面積:200000
対応する (ア) 内標準物質の添加量(pg):600
対応する (ア) 内標準物質の相対感度:1.050
サンプリングスパイクの添加量(pg):1000
(ア) ― (イ)
⑴ シリンジスパイク ― 86
⑵ シリンジスパイク ― 90
⑶ シリンジスパイク ― 106
⑷ クリーンアップスパイク ― 86
⑸ クリーンアップスパイク ― 106
解説
サンプリングスパイク回収率(%)は、次の式で求めます。
Rs=Assi/Acsi・Qcsi/RRFss・100/Qssi
Rs:サンプリングスパイク回収率(%)
Assi:サンプリングスパイクのピーク面積
Acsi:クリーンアップスパイクのピーク面積
Qcsi:クリーンアップスパイクの添加量(pg)
RRFss:クリーンアップスパイク用内標準物質との相対感度
Qssi:サンプリングスパイクの添加量(pg)
Rc=300000/200000・600/1.050・100/1000=86(%)
解答.
4
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