H30 騒音・振動特論 問14
問題
ある騒音のオクターブバンド分析をして,下表を得た。この騒音の騒音レベルは約何dBか。
| オクターブバンド 中心周波数(Hz) | 31.5 | 63 | 125 | 250 | 500 | 1000 | 2000 | 4000 | 8000 |
| オクターブバンド 音圧レベル(dB) | 82 | 69 | 61 | 60 | 55 | 56 | 58 | 57 | 55 |
⑴ 62
⑵ 64
⑶ 66
⑷ 68
⑸ 70
解説
騒音レベルは、周波数ごとの音圧レベルをA特性で補正し、その補正値を合計したものです。
問題文の表に補正値と補正後のレベルを追記します。
| オクターブバンド 中心周波数(Hz) | 31.5 | 63 | 125 | 250 | 500 | 1k | 2k | 4k | 8k |
| オクターブバンド 音圧レベル(dB) | 82 | 69 | 61 | 60 | 55 | 56 | 58 | 57 | 55 |
| 補正値 | -39 | -26 | -16 | -9 | -3 | 0 | +1 | +1 | -1 |
| 補正後のレベル(dB) | 43 | 43 | 45 | 51 | 52 | 56 | 59 | 58 | 54 |
表には31.5Hzの補正値-39dBを記載していますが、多くの過去問ではあまり問われることがないため、覚えていない方も多いと思います。
補正値が大きく、補正後はほとんど影響しないと考えられるため、ここでは無視して計算します。
選択肢のデシベル差が2dBなので、補正後のレベルを小さいものから合計します。
4363Hz+45125Hz=48
48+51250Hz=53
53+52500Hz=56
56+548k=58
58+561k=60
60+584k=62
62+592k=64dBが正解となります。
参考に、31.5Hzを含めて計算した結果は以下のとおりで、騒音レベルは同じになります。
4331.5Hz+4363Hz=46dB
46+45125Hz=49
49+51250Hz=53
53+52500Hz=56
56+548k=58
58+561k=60
60+584k=62
62+592k=64dB
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解答 2
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いつもありがとうございます.
31.5Hzの音圧レベルを合算していないのはなぜでしょうか.
補正値が大きく計算結果に影響しないことが多いこと、あまり問われる補正値で無く補正値を覚えている方は少ないことから、無視して計算しています。
書き忘れにも見えるので、このあたりの記載を解説に追記しました。