R1ダイオキシン類

R1 ダイオキシン類概論 問8

問題

ダイオキシン類の物理的・化学的性質に関する記述として,誤っているものはどれか。

⑴ PCDDsPCDFs の蒸気圧は,分子量の増加とともに減少しており,OCDDでは TeCDDsTeCDFs よりも約 4 桁小さい値になっている。

⑵ 四及び五塩素化物のコプラナー PCB の蒸気圧は,PCDDs 及び PCDFs よりもかなり高く,10-5 10-4Pa 程度である。

⑶ ダイオキシン類の光分解速度定数は, 1 日当たり大気中で 2 × 10-3 程度,水中ではこれより 1 桁小さい値,土壌中では 2 桁小さい値と推定されている。

⑷ PCDFs の融点は,全体に PCDDs よりも 50 ℃程度高い値となっている。

⑸ コプラナー PCB の融点は,四及び五塩素化物で 100 180 ℃程度,六及び七塩素化物では,110 210 ℃程度と推定される。

解説

ダイオキシン類の融点は、PCDDs PCDFs>コプラナー PCBの順になります。

一般的に分子量が大きい化合物の方が高い融点になる傾向があります。

PCDDsPCDFsを比較すると、PCDDsは酸素原子が一つ多いため分子量が大きくなります。

そのことから、融点も高くなるのではと推測できると思います。

解答 4

 

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ピエうさ
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