R2騒音・振動

R2 騒音・振動概論 問15

問題

音波の減衰に関する記述中,(ア)~(エ)の の中に挿入すべき数値の組合せとして,正しいものはどれか。

自由空間内に出力 P(W)の点音源があるとき,波面は球面となる。点音源を中心とする半径 r1,r2(m) の二つの球面上の音の強さは,それぞれ

P/(ア) πr12 ,   P/(イ)πr22   (W/m2

であり,両者の音圧レベルの差は,

(イ) × log10 r1/ r2   (dB)

である。

また,自由空間内に単位長当たりの出力 P(W)の線音源があるとき,波面は円筒面となる。線音源を軸とする半径 r1,r2(m)の二つの円筒面上の音の強さは,それぞれ

P/(ウ)πr1 ,   P/(ウ)πr2   (W/m2

であり,両者の音圧レベルの差は,

(エ) × log10 r1/ r2   (dB) である。

(ア)―(イ)―(ウ)―(エ)

⑴ 4 ― 20 ― 2 ― 10

⑵ 2 ― 10 ― 2 ― 10

⑶ 4 ― 20 ― 4 ― 20

⑷ 2 ― 10 ― 4 ― 20

⑸ 4 ― 10 ― 2 ― 10

解説

設問前半部分に記載されている、自由空間内の点音源に関する音の強さは頻出事項です。

音源から倍の距離になったとき、点音源、線音源では、それぞれ何デシベルずつ減少するかという問題はよく出ます。

この問題の式に倍距離(r2→2r1)を代入すれば、求めることができます。

・点音源

20×log2r1/r1=20×log2=20×0.3=6(dB)

・線音源

10×log2r1/r1=3(dB)

解答 1

 

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R2 騒音・振動概論 問14問題 音圧レベル 88 dB の音の音圧の実効値は,約何 Pa か。 ⑴ 0.5 ⑵ 0.7 ⑶ 1.0 ⑷ ...

 

 

 

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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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