問題
音波の減衰に関する記述中,(ア)~(エ)の の中に挿入すべき数値の組合せとして,正しいものはどれか。
自由空間内に出力 P(W)の点音源があるとき,波面は球面となる。点音源を中心とする半径 r1,r2(m) の二つの球面上の音の強さは,それぞれ
P/(ア) πr12 , P/(イ)πr22 (W/m2 )
であり,両者の音圧レベルの差は,
(イ) × log10 r1/ r2 (dB)
である。
また,自由空間内に単位長当たりの出力 P(W)の線音源があるとき,波面は円筒面となる。線音源を軸とする半径 r1,r2(m)の二つの円筒面上の音の強さは,それぞれ
P/(ウ)πr1 , P/(ウ)πr2 (W/m2 )
であり,両者の音圧レベルの差は,
(エ) × log10 r1/ r2 (dB) である。
(ア)―(イ)―(ウ)―(エ)
⑴ 4 ― 20 ― 2 ― 10
⑵ 2 ― 10 ― 2 ― 10
⑶ 4 ― 20 ― 4 ― 20
⑷ 2 ― 10 ― 4 ― 20
⑸ 4 ― 10 ― 2 ― 10
解説
設問前半部分に記載されている、自由空間内の点音源に関する音の強さは頻出事項です。
音源から倍の距離になったとき、点音源、線音源では、それぞれ何デシベルずつ減少するかという問題はよく出ます。
この問題の式に倍距離(r2→2r1)を代入すれば、求めることができます。
・点音源
20×log2r1/r1=20×log2=20×0.3=6(dB)
・線音源
10×log2r1/r1=3(dB)
解答 1
次の問題だよ~♪
R2 騒音・振動概論 問16問題
音波の重ね合わせに関する記述中,(ア)~(エ)の中に挿入すべき語句の組合せとして,正しいものはどれか。
二つの音波の (ア...
前の問題だよ~♪
R2 騒音・振動概論 問14問題
音圧レベル 88 dB の音の音圧の実効値は,約何 Pa か。
⑴ 0.5
⑵ 0.7
⑶ 1.0
⑷ ...
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