R3騒音・振動

R3 騒音・振動概論 問12

問題

下表は,ある工場における従業員 5 名の純音聴力検査の結果である。この中で, 騒音性難聴が最も強く疑われるものはどれか。 

解説

表にある聴覚閾値は、聞き取れる一番小さい音を示します。

数字が小さくほどよく聞こえ、数字が大きいと聞こえにくいことになります。

騒音性難聴は、4000Hz(C^5dip)を中心とした難聴であることが特徴です。

(2)(3)が、4000Hzの閾値が高いので、難聴であることがわかります。

また、加齢性難聴は、高音域の難聴が特徴です。

(3)は、4000Hzの他、8000Hzも難聴になっているので、加齢性難聴であることがわかります。

一方で、(2)8000Hzでの難聴は示していないので、加齢性難聴には該当しません。

以上から、騒音性難聴は(2)であることがわかります。

 


解答.

2


次の問題だよ~♪

R3 騒音・振動概論 問13問題 騒音の影響に関する説明として,誤っているものはどれか。  ⑴ 道路交通騒音に関して,「非常にうるさい」という反応が生じる割合は...

前の問題だよ~♪

R3 騒音・振動概論 問11問題 マスキング効果に関する記述中,(ア)~(エ)に挿入すべき語句の組合せとして,最も適切なものはどれか。  マスキングとは,妨害音...

目次に戻るよ~♪

R3 騒音・振動概論https://pierre-usagi.com/kougai-r3-souon-shindou-gairon-1/ https:...
ABOUT ME
ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です