R5ダイオキシン類

R5 ダイオキシン類特論 問11

問題

製鋼用電気炉に関する記述として,正しいものはどれか。

⑴ 排ガス中の PCDDs 及び PCDFs は,いずれも五塩素化物及び六塩素化物の濃度が高い。

⑵ スクラップ予熱装置に導入するガスの温度は,800 1000 が一般的である。

⑶ 操業は連続的に行われるため,炉内温度や排ガス温度はあまり変動しない。

⑷ 排ガスの集じんは,乾式電気集じん機で行われることが多い。

⑸ 集じん装置入口の排ガス温度が高いと,集じん後の排ガス中ダイオキシン類濃度が低くなる傾向がある。

解説

(2)スクラップ予熱装置に導入するガスの温度は,300 700 程度であるため、ダオキシン類が発生しやすい温度帯を含みます。

(3)低い場合は300程度、高い場合は1000を超えますので、変動は大きいと言えます。

(4)排ガス集じん設備はバグフィルターが一般的であり,ろ過温度は数十~ 250 です。 

(5)バグハウス入口の排ガス温度が低いと,処理後の排ガス中ダイオキシン類濃度は低い傾向があります。 

 


解答.

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ピエうさ
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