問題
水質汚濁の現状に関する記述として,誤っているものはどれか(環境省:令和2年度公共用水域水質測定結果及び令和2年度地下水質測定結果(概況調査)による)。
⑴ 公共用水域において,健康項目であるカドミウムなどの環境基準達成率は,生活環境項目であるBOD又はCODの環境基準達成率よりも高い。
⑵ 河川,湖沼,海域のうち,健康項目の環境基準達成率が最も高いのは,河川である。
⑶ ひ素の環境基準達成率は,地下水よりも公共用水域のほうが高い。
⑷ 河川のBOD環境基準達成率は,湖沼のCOD環境基準達成率よりも高い。
⑸ 1974(昭和49)年度~2020(令和2)年度までの間に,湖沼のCOD環境基準達成率が海域のCOD環境基準達成率より高くなったことは,一度もなかった。
解説
解説中の引用先
- 環境省:令和2年度公共用水域水質測定結果
https://www.env.go.jp/content/900544824.pdf - 環境省:令和2年度地下水質測定結果
https://www.env.go.jp/content/900543983.pdf
(1)
- 健康項目については、これまで水質汚濁防止法による工場・事業場に対する排水規制の強化等により、全国的にほぼ環境基準を達成している状況である。
- 生活環境項目については、水質汚濁防止法に基づく排水規制や下水道等の排水処理施設の整備等が推進され、河川の有機汚濁(BOD)は 90%以上の環境基準達成率を確保しているが、湖沼や海域の有機汚濁(COD)や、それと密接に関わる全窒素及び全燐による水質汚濁の改善には、なお努力が必要な状況にある。
(2)
健康項目の環境基準の超過状況
- 河川 6項目のべ45地点
- 湖沼 2項目のべ3地点
- 海域 超過地点なし
(3)
ひ素の環境基準達成率
- 公共用水域 99.5%
- 地下水 97.9%
(4)
- 河川のBODについては、類型指定水域(2,567水域)における環境基準達成率は93.5%(前 年度2,572水域、94.1%)であり、前年度より、0.6ポイント減少した。
- 湖沼のCODについては、類型指定水域(189水域)における環境基準達成率は49.7%(前年 度188水域、50.0%)であり、前年度より0.3ポイント減少した。
(5)
湖沼は海域に比べ、水が循環しにくい構造であることから、CODの達成率が他に比べて低い傾向にあります。
正解.
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