R1騒音・振動

R1 騒音・振動特論 問14

問題

稼働中のある機械について、1時間の等価騒音レベルを連続して8回測定して、下表を得た。この8時間の等価騒音レベルは約何dBか。

測定回 1 2 3 4 5 6 7 8
等価騒音レベル(dB) 78 81 75 73 80 76 83 77

⑴ 73

⑵ 75

⑶ 77

⑷ 79

⑸ 81

解説

等価騒音レベルは、騒音レベルの合計から10logn(nは測定回数)を引いて求められます。

デシベル差と和から、騒音レベルの合計を求めます。 

レベル差(dB) 0~1 2~4 5~9 10~
補正値(dB) 3 2 1 0

1回目+2回目=78+81=83dB

83dB+3回目=83+75=84dB

84dB+4回目=84+73=84dB

84dB+5回目=84+80dB=86dB

86dB+6回目=86+76dB=86dB

86dB+7回目=86+83dB=88dB

88dB+8回目=88+77dB=88dB

測定回数は8回なので、10log8=10×0.3=9を引いて、

88-9=79dBが求まります。

デシベル差と和については、公害防止管理者の騒音振動関係国家試験で頻出なので、必ず覚えておきましょう。

正解.4

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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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