H28騒音・振動

H28 騒音・振動特論 問1

問題

下図は,ある機械の製品製造速度( 1 時間当たりの製造個数)と機械から発生する騒音の騒音レベルとの関係を示している。この機械を用いて 1 日に 2000 個の製品を製造するとき,この機械による 1 日の等価騒音レベルを最小にする製造速度と稼働時間の組合せはどれか。 

製造速度(個/時) – 稼働時間(時間) 

 

250 – 8 

500 – 4 

1000 – 2 

2000 – 1 

4000 – 0.5 

解説

等価騒音レベルLeqは、以下の式で求められます。

Leq=L+10・log t/T

L:個々の騒音レベル

t:個々の平均化時間

T:平均化時間

 

この問題では、等価騒音レベルを求める1日(24時間)を平均化時間、図の騒音レベルを個々の騒音レベル、稼働時間を個々の平均化時間とします。

 

(1)

80+10・log 8/24=80-10・log 3=75

(2)

80+10・log 4/24=80-10・(log 2+log 3)=72

(3)

80+10・log 2/24=80-10・(2・log 2+log 3)=69

(4)

85+10・log 1/24=85-10・(3・log 2+log 3)=71

(5)

90+10・log 0.5/24=90-10・(4・log 2+log 3)=73


解答.

3


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