H29騒音・振動

H29 騒音・振動特論 問18

問題

弾性支持における振動伝達率τに関する記述として,誤っているものはどれか。

ただし,f0は減衰がないときの弾性支持系の固有振動数,f は加振の振動数とする。

⑴ f/f0《1 ,τ≒1 である。

⑵ f/f0=1 ,τ=1 である。

⑶ f/f0=√2 ,τ=1 である。

⑷ f/f0>√2 ,τ<1 である。

⑸ f/f0=10 ,τ<1 である。

解説

固有振動数と加振の振動数が一致したときを共振となります。

減衰が無い時の共振は、振動伝達率が無限大となります。

 

複雑な式ですが、加振力Ftと伝達力F0に対する振動伝達力の式を覚えていれば、この問題の条件を代入して、求めることが出来ます。

τ=Ft/F0=[{1+(2ζη)2}/{(1-η2)2+(2ζη)2}]1/2

τ:振動伝達率

ζ:減衰比

η:振動数比f/f0

f:加振力の振動数

0:固有振動数

 

この問題では、減衰がないときとしているので、減衰比ζは0になります。

τ=[1/{(1-η2)2}]1/2

(1) f/f0《1なので、ほぼ0とみなせます。

τ=[1/{(1-02)2}]1/2=1

(2)τ=[1/{(1-12)2}]1/2となり、分母が0なので、無限大です。

(3)

τ=[1/{(1-√22)2}]1/2=[1/{(1-2)2}]1/2=1

(4),(5) (3)で分母が1より大きくなるので、τ<1となります。

解答 2

 

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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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