H30騒音・振動

H30 騒音・振動特論 問20

問題

半無限弾性体の表面付近を伝搬する波動の振動加速度レベルに対して,距離r1(m)と r2(m)の地点のレベル差ΔL(dB)は次式で表される。ただし,λ は地盤の内部減衰係数とする。

ΔL =8.7λ(r2 ‐r1)+20n log(r2/r1)

上式に関する記述として,誤っているものはどれか。

⑴ 減衰量は,振動の大きさには関係しない。

⑵ 第1項の8.7は,伝搬する波の種類によって異なる値となる。

⑶ 第1項は,振動数に比例する。

⑷ 第2項は,幾何減衰を表す。

⑸ 第2項中のnは,地表面を伝搬する実体波に対して,n =2である。

解説

第1項の8.7は、各種条件による変化はありあせん。

第2項中のnは、伝搬する波の種類によって異なる値となります。

n=0.5:表面波

n=0.75:表面波と実体波が混在

n=1.0:実体波

n=2.0:表面を伝搬する実体波

解答 2

 

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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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