H30騒音・振動

H30 騒音・振動特論 問27

問題

振動規制法における振動レベルの決定に関する記述として,正しいものはどれか。

⑴ 測定器の指示値の変動が10dB以上の場合,その指示値の中央値とする。

⑵ 測定器の指示値が周期的に変動する場合,その変動ごとの指示値の最大値の平均値とする。

⑶ 測定器の指示値が間欠的に変動する場合,測定値の80パーセントレンジの上端の数値とする。

⑷ 測定器の指示値が不規則かつ大幅に変動する場合,測定値の90パーセントレンジの上端の数値とする。

⑸ 道路交通振動の場合,測定値の時間平均振動レベルとする。

解説

(1)変動の大きさにより決定方法が変わることはありません。

おそらく、問題文の10デシベルは暗振動の関係で出てくる数値だと思います。

暗振動との差が10デシベル以上の場合は、補正する必要がありません。

(2)問題文のとおりです。

(3) (2)と同様に測定器の指示値が間欠的に変動する場合も,その変動ごとの指示値の最大値の平均値とします。

(4) 測定器の指示値が不規則かつ大幅に変動する場合,測定値の80パーセントレンジの上端の数値とします。

問題文の90パーセントレンジは騒音の場合です。

(5)道路交通振動は、80パーセントレンジの上端の数値を時間区分ごとに平均して求めます。

解答 2

 

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ピエうさ
3児の子育てをしながら国家試験に挑む理系会社員。 これまでの受験したノウハウをこのブログで公開中!

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