問題
鉄道騒音に関する説明として,誤っているものはどれか。
⑴ 鉄道騒音の主要な発生源は,車輪とレールの摩擦及び衝撃等である。
⑵ 鉄道騒音は,その発生が間欠的であることに特徴がある。
⑶ 環境基本法では,「新幹線鉄道騒音に係る環境基準」が定められている。
⑷ 「在来鉄道騒音測定マニュアル」(環境省)では,評価指標として最大騒音レベルの平均値を採用している。
⑸ 鉄道騒音対策としては,遮音壁の設置やロングレール化等の軌道対策,低騒音車両の開発や車輪の削正等の車両対策がある。
解説
「在来鉄道騒音測定マニュアル」での評価方法は、等価騒音レベルです。
列車1本ごとの単発暴露騒音レベルを測定し、昼間(7時から22時)と夜間(22時から翌7時)の時間における等価騒音レベルを求める方法によります。
在来線の騒音は、基準値が騒音規制法や環境基準で定められていないため、公害防止管理者の試験ではあまり出題されません。
問題文の「最大騒音レベルの平均値」は新幹線の評価方法ですが、これはよく出題されるので覚えておきましょう。
解答 4
次の問題だよ~♪
R2 騒音・振動概論 問10問題
工場内の機械が 500 Hz の純音性の音を発している。騒音対策によってその音の騒音レベルを 60 dB から 40 dB まで...
前の問題だよ~♪
R2 騒音・振動概論 問8問題
下図は,典型七公害(土壌汚染と地盤沈下を除く。)について,公害の種類,被害の発生地域別公害苦情受付件数を,都市計画法による都市計...
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